「Audibleを聞こうと思うけれど、何かおすすめの作品を教えて欲しいなぁ」
そんな悩みを解消します!
今回紹介するのはAmazonの提供しているオーディオブックサービスのAudibleです。僕も愛用しているサービスで、情報のインプットや娯楽に最適だと思っています。実は僕も厚い本は苦手であり挫折したことも何度もあります。ところが、Audibleでは挫折することなく、楽しんで作品を読み通せます。
なお、僕(@おとな理科のおたれ)の物理学の勉強歴は13年ほど。研究者として生計を立てつつ、サイエンス・エバンジェリストとして科学技術を世間に伝えるための教育活動もしています。こういったバックグラウンドなので、記事の信頼性が担保できるかと思います。僕はAudible歴2年です。移動時間や家事の時間を有効に活用してきました。経験を基に紹介していきたいと思います。
それではいきましょう!
Audibleで聴ける理系作品おすすめ4選
- 「三体」
- 「サピエンス全史」
- 「下町ロケット」
- 「宇宙は本当にひとつなのか」
おとな理科らしいおすすめオーディオブックを紹介していきたいと思います。いずれも理系と言いながら、教養がつくような小説や教養本です。専門書の流し読みは抵抗がある方々でも教養本の流し読みなら、興味が湧くのではないでしょうか。
三体
まずは、「三体」です。「歴史ミステリーのような雰囲気で、しっかりしたSF作品になっています。登場人物が「教養を試される」場面が何度もありますが、同時に読者にも教養が試されているような気がします。これがまたマニアックで面白いです。最新刊までオーディオ化されています。読みにくい中国人の名前もスムーズに読み進めてもらえるのが有難かったです。また、キャラクターごとにセリフを演じ分けてくれるので、半分は朗読で半分はラジオドラマのような面白さがありました。活字が得意ではない方はオーディオブックでラジオ感覚で読んでみてはいかがでしょうか。
三体について紹介した記事も参考にしてください!
サピエンス全史
次は、「サピエンス全史」です。3つの革命の重要性が説明されています。認知革命、農業革命、科学革命という大きな革命によって、人類は時代を歩んできたといいます。この本はオーディオブックで読むのにお勧めです。なかなか本を読み始めて挫折した方も多いのではないでしょうか。上下巻とも非常に分厚いです。
下町ロケット
下町ロケットは東京都大田区にある中小企業である佃製作所をとりまく、特許裁判やロケット向け水素エンジンバルブの納品についてを描いた小説です。ドラマ化されてご存知の方も多いと思いますが、「半沢直樹」で有名な池井戸潤作品です。特許闘争や大企業との関係性がとてもリアリティがありながら、面白い作品でした。
宇宙は本当にひとつなのか
「宇宙は本当にひとつなのか」は最新宇宙論を一般向けにまとめた名著です。こちらもオーディオブックがおすすめです。布団に入りながら聞けば、宇宙のことを考えながらいつの間にか眠っています。Audibleではブルーバックスシリーズも数が増えており、理科好きにはたまらないコンテンツも増えていますね。
最後に
今回は「Audible」について紹介しました。忙しいですが、工夫次第で学びのチャンスを増やすことができます。試しにはじめてみると、その魅力を体感してもらえるのではないかと思います。
移動時間や家事の時間を学びの時間に変えてみてはいかがでしょうか!