「せっかく新幹線に乗るなら楽しみたい。誰か新幹線を解説してくれないかなぁ。」
そんな悩みに答えます。!
今回は新幹線を紹介します。出張や旅行で新幹線を使うこともあるでしょう。ただの移動が社会見学に早変わりです。コロナでなかなか旅行も楽しめませんが、移動のチャンスがあれば存分に楽しみたいですよね!
なお、僕は「りか旅」と銘打って理科をテーマに旅をしています。これまで6カ国、13都市を旅しました。研究者として生計を立てつつ、科学技術を世間に伝えるための教育活動もしています。実際に足を運んで周った体験を基に記事を書いていますので、記事の信頼性が担保できるかと思います。
それではいきましょう!
東海道新幹線はN700系を覚えればOK
新幹線の名前がいえるとツウですよね!今回紹介するのは東海道新幹線の主役たちN700系です。
- 日本を代表する新幹線・N700A
- 期待の新星・N700S
新幹線といえばN700系です。N700系のなかでも最近の主役はN700Aです。そして、ニュースターN700Sが最近登場しました。この2つを覚えておけば、新幹線について少しどやっとできます!
日本を代表する新幹線・N700A

JR東海の新幹線ののぞみに乗ると、高い確率でN700Aに乗ることになります。
新幹線の歴史
JR東海では0系、 100系、300 系を経て登場したのが700系です。「N700系」の前身として、Nがついていない無印の「700系」があります。700系のデビューは1999年です。(ちなみに200系・400系・500系はJR東海ではなく、JR東日本やJR西日本にあります)特徴として700系では各車両両端の座席にコンセントが設置されています。最高速度は285km/hです。速度を上げるため、エアロストリームと呼ばれる先頭形状になっています。
2007年にデビューしたのがN700です。最高速度は300km/h。エアロダブルウイングと呼ばれる先頭形状になっています。これはさらに空気抵抗を抑え走行速度を上げるために設計された形状です。
2013年にデビューしたN700Aが最近の主役です。ちなみにAはAdvanceのAですね。公衆無線LANを装備し、コンセントは窓側にあります。無線LANが使えるようになった新幹線は本当に便利ですよね。
そして、新車両N700Sが登場しました。みていきましょう!
期待の新星・N700S

今年2020年からN700Sが登場しました。
N700Sは全席コンセントがつきました。これまでは窓際の席が人気でした。これは景色を楽しめることに加えて、コンセントを利用できるために利用客が多かった事情があります。コンセントがいずれの席でも利用できるとなると、窓際席の混雑は少しは緩和されそうですね。
技術的にもアルミニウムの水平リサイクルという「かつての車両のリサイクル」によってつくっています。これも環境に優しい最新技術です。こういったように見えないところでも最新技術が使われているのはワクワクしますよね。
このN700Sに乗れたら、かなりラッキーです!僕も試運転をしているところを見かけただけで、実際に乗ったことはありません。徐々に本数も増えることが予想されますので、楽しみにしたいですね!
新幹線をつくっている会社はどこ?
さて、このような新型車両はどのようなメーカーが開発しているのでしょうか。
新幹線の車両は、主に3社でシェアを分け合っているようです。川崎重工業、日立製作所、日本車輌製造がシェアを分け合っています。JRのそれぞれの会社ごとに、お得意先のメーカーがあるようです。例えば、JR東海の車両は日本車輌製造が多く、JR東日本やJR西日本の車両では川崎重工が多いそうです。
最後に
以上、今回は新幹線について紹介しました!
なかなか新幹線について語れる人は少ないですよね。「N700A」「N700S」を知っていれば、少しツウぶることができるのではないでしょうか!ぜひ、新幹線に興味をもつきっかけになれば嬉しいです!
もっと新幹線について知りたい方にはこちらの本がおすすめです!新幹線に関する科学技術トピックスが最新情報までたくさん書かれています。もっともっと移動が楽しくなるはず!
