「数検を受けようと思っているけどどんな教科書があるのだろう。誰か教えてくれないかなぁ」
そんな悩みを解消します!
今回は、数検について紹介します。数検は、出題範囲が学校指導要領に近しいので、範囲が明確でわかりやすいのが特徴ですね。僕もこれまで多くの検定を利用して勉強をしてきました。検定は目標と範囲が明確ですので、勉強がやりやすいですよね。検定を利用して勉強を始めるというのはいいなぁと思います。
ちなみに僕はかつて検定マニアとして、理系の検定などをたくさん受けておりました。数検も一度受検したことがあり、準1級をもっています。その甲斐あってか、今でも研究者として生計を立てつつ、サイエンス・エバンジェリストとして科学技術を世間に伝えるための教育活動もしています。こういったバックグラウンドなので、記事の信頼性が担保できるかと思います。
それではいきましょう!
数学検定(数検)とは
https://www.su-gaku.net/suken/
数学検定・算数検定は、算数・数学の実用的な技能(計算・作図・表現・測定・整理・統計・証明)を測る検定です。論理構成力を測るために記述式になっています。受験に有利なことから、小中高生にも人気です。
しかし、大学生にも人気です。就職活動で必須なSPI試験の非言語分野において、出題範囲が数学検定の準2級で74%、3級で53%共通していることから。SPI試験対策はバッチリです。履歴書にもかけるので、一石二鳥ですね。
ちなみに私は大学生の頃、準1級をうけました。高校卒業レベルの数学の技能をはかるという問題でしたが、高校数学の復習に最適でした。受験数学などは、意外と忘れているのに復習する気に慣れないものです。しかし、いざ検定となると、「落ちるわけにはいかない」とやる気が出るものですね。検定をうまく利用して学習のきっかけづくりにしたいものです。
実用数学技能検定 過去問題集(日本数学検定協会)
最強の問題集は過去問です。数検でも過去問と似た問題が多く出題されます。また、過去問は試験に使われただけあって良問ばかりです。
大学受験でもどんな資格試験でも重要なのは、過去問です。まずは絶対に入手すべき一冊かと思います。
実用数学技能検定 要点整理(日本数学検定協会)
検定において、出題者自ら製作している公式本は最強です。自分の学生時代を振り返ってみても、先生がつくった資料から試験問題がでることが多いですよね。やはり出題者が重要視しているものが明確に示されているので、対策にはもってこいです。
準2級・3級におすすめの本
数学検定に面白いほど合格する本
表紙がポップなこのシリーズは準2級・3級向けの本です。代々木ゼミナールの講師が書いている本で、受験生を意識した本にもなっています。
この参考書は、就活を控えている大学1〜3年生にもおすすめです。出題範囲が数学検定の準2級で74%、3級で53%共通していることから。SPI試験対策にもなりますね。
1級・準1級・2級受験者におすすめの問題集
実用数学技能検定 完全解説問題集(日本数学検定協会)
上級者のみに提供されているのが、公式の完全解説問題集です。2級以上の受験者にとって、この問題集は必読かと思います。公式に出されている「完全」な問題集ですから、上級の受検者には必携の問題集でしょう。1級向けに出版されている問題集は少ないですから、公式本があるのはありがたいですね。
数検のオンライン講座
オンスクは月額980円で資格に関する50以上の講座が受け放題のサービスです。数検3級についての講座がありますので紹介しておきます。980円で学び放題とは素晴らしいサービスですよね。無料体験もできますので、試してみてはいかがでしょうか。
最後に
今回は数検のおすすめ参考書を紹介しました。検定は勉強と資格取得が一緒にできるという利点があります。
ぜひ活用して数学の勉強にチャレンジしてみてください!