「手軽に測定したいなぁ。お手軽に測定できる計測器はないかなぁ」
そんな悩みを解消します!
今回は無線通信でテスターの測定データを取得する方法を紹介します!無線通信でテスターが使えると、気軽に測定ができて良いですよね。今回使用したのはOWON社のテスターB35T+です。
なお、僕(@おとな理科のおたれ)の物理学の勉強歴は13年ほど。研究者として生計を立てつつ、サイエンス・エバンジェリストとして科学技術を世間に伝えるための教育活動もしています。こういったバックグラウンドなので、記事の信頼性が担保できるかと思います。
それではいきましょう!
テスターを無線通信
無線通信でテスターの測定ができると嬉しいことがたくさんありますよね。ケーブルは要りませんし、簡単に測定できると都合が良いことは多いですよね。
準備
- Bluetooth対応のテスターを購入
- アプリケーションを入手
実はどんなテスターでもBluetoothが使えるわけではありません。選ぶのが重要ですが、Bluetooth接続の利点はスマートフォンでもPCでも接続できるのが利点です。(有線LAN接続できるテスターもありますが、こちらはPCにLANポートがあることを確認してから購入しましょう)
1. Bluetooth対応のテスターを入手
今回、購入したのはこちらのテスターです。プローブも付属しているので、電池さえ入れることができれば直ぐにでも測定が始められます。
2. アプリケーションを入手
アプリケーションはiOS、Androidのどちらもありました。簡単に入手できました。アプリの入手はこちらからできました。
手順
テスターを購入さえすれば手順は簡単です。実際に接続したので、手順を確認しましょう。
テスターの準備
テスターを起動します。今回は熱電対を接続して、温度測定するための「TEMP」モードに接続します。通信を開始するにはBluetoothモードにします。Bluetoothマークのあるボタンを長押しすると、画面にBluetoothマークが表示されます。この状態になれば、準備完了です。
次はアプリで操作しましょう!
測定の準備
まずはアプリを起動します。アプリは簡単に接続可能で操作も簡単でした。
テスターとアプリケーションを接続
アプリケーションの接続は簡単です。画面上で「+」を押すと、接続可能な機器が一覧ででます。そのなかから「BDM」を選ぶと接続ができます。
接続が完了すると、画面上に測定結果が確認できます。
データを記録して保存
グラフボタンを押すと自動で測定が始まります。簡単に測定の開始、停止ができるので、気楽にできますね。
データを送信
「Choose File」> 「Share」を押せば、Airdropやメールでデータを送信できます。
データを確認
データが取得できました。「index」「モード」「測定値」「単位」「時刻」「日付」がcsvデータで出力されていることが確認できました。
PCでも測定可能
Bluetooth接続可能なテスターの良いところは、PCでも測定可能なところです。今回はPC接続はしませんでしたが、ソフトはこちらからダウンロードできました。
最後に
今回はBluetooth対応のテスターを使って測定に挑戦しました。いざやってみると、とても簡単に測定できました!参考になれば嬉しいです!